ラインヘッセンのワイン

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rheinhessenラインヘッセンはライン川が南から北へ流れる途中に、大都市マインツを過ぎた辺りで東から西へと向きを変える地区の南側に広がる比較的広い地域です。


ドイツワインを最初に口にする人が飲むワインは多くの場合、このラインヘッセンのワインなのではないでしょうか。まろやかな酸味と甘さ、口当たりの良いライトタイプのワインは初心者の方には大変人気の高いものです。


地図でも分かるかと思いますが、ラインヘッセンは比較的小さな川があるものの多くは緩やかな丘陵地帯となっています。牧草地などと葡萄畑が混在している地域です。

作られている葡萄は、交配品種のミュラー・トゥルガルが最も多くひとつの特徴となっています。



最も有名なワインは「リープフラウミルヒ」、日本語に訳すと「聖母の乳」です。この名前の如くほんのり甘く酸味の穏やかな大変飲みやすいワインで、一時はドイツワインの全輸出量の半分を占めていました。

写真はそのひとつの「マドンナ」というブランドのものです.

リープフラウミルヒは生産地域や葡萄品種、残糖量などが法律で定められています。またラベルには聖母が描かれていることが多いようです。殆どの日本人に好かれる大変ポピュラーなワインです。

madonna

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