プーリアのワイン
All Right Reserved Copyright(c) 1997-2003
Shu.Fujimaki
プーリア州はワインの生産量ではイタリア一二を争う州です。葡萄地域は大きく2つに分けることができ、南東部に位置する半島の部分と半島の根元から北の部分とに分かれます。
半島の地域は平坦な土地で気温も高く暑い気候を思わせるワインが生産されています。古代フェニキアの時代に伝えられたワイン作りが始めですが現在は近代的な製造法を取り入れつつあり、ライトタイプのロゼワインやフレッシュな白ワインが注目されています。
半島の根本から北は丘陵地が多く気温もやや低くなります。ここでは地元品種であるウーヴァ・ディ・トロイア、ボンビーノ・ネーロといった葡萄から力強さと豊かなアロマを兼ね備えた熟成可能な辛口赤ワインが造られています。DOCにも指定されているカステル・デル・モンテは海外でも良く知られているワインの一つです。
Castel del Monte(カステル・デル・モンテ)
地図でピンク色の地域で生産されています。赤、白、ロゼ、すべてのタイプが揃っていますが、ウーヴァ・ディ・トロイアという葡萄を65%以上使った辛口赤ワインが有名です。白ワインはバンバヌートという地元品種の葡萄でフレッシュでアロマの強いワインです。
このワインの名前はアラゴン王フェデリコ2世によって建てられた古いお城に由来があります。
アドリア海沿岸のワインへ戻る