コート・シャロネーズ地区のワイン

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コート・シャロネーズはコート・ドールの南側に続く地区です。ブルゴーニュ地方の地図では濃い緑色の部分で土壌も北のコート・ドールに似たもので出来るワインのタイプも似たものができます。

ここには村名AOCを名乗れるコミューンが4つあり、その他にアリゴテ種という葡萄100%で造られるブルゴーニュ・アリゴテ・ブーズロンがあります。さらにこの地区で多量に造られるワインにブルゴーニュ・パス・トゥー・グランというワインがあります。


リュリ

Appellation Rully Controlee
左の地図では黄色の部分です。赤ワインと白ワインの両方を作っています。

メルキュレイ

Appellation Mercurey Controlee
左の地図ではオレンジ色の部分です。赤ワインが90%近く占め品質も高いものが出来ます。恋の使者を司るメルクリウスという神様を祭った寺院がこの村にあったことが村名の由来となっています。

ジヴリ

Appellation Givry Controlee
左の地図では黄緑色の部分です。ここも赤ワインが大半を占めます。メルキュレイと同じようなワインです。



モンタニー

Appellation Montagny Controlee
左の地図では水色の部分です。ここは白ワインのみが造られています。こくのあるタイプの白ワインです。

ブルゴーニュ・アリゴテ・ブーズロン

Appellation Bourgogne Aligote Bouzeron Controlee
左の地図では赤色の部分です。ここではアリゴテ種という主にブルゴーニュ地方で栽培されている葡萄から造られた白ワインが造られています。辛口の酸味の効いたフレッシュなタイプの白ワインで若いうちに飲まれます。

ブルゴーニュ・パス・トゥ・グラン

Appellation Bourgogne Passe-tout-grains Controlee
コート・シャロネーズ地区ではこの他にブルゴーニュ・パス・トゥ・グランというカジュアルな飲みやすい赤ワインが造られています。この赤ワインの名前はシャロネーズ地区でなくても使われますがシャロネーズ地区でその多くが造られています。ピノ・ノワールという品種の葡萄を1/3、ガメイという本種の葡萄を2/3使います。


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