実際には１０年以上熟成されて出荷されるものが殆どで
名実共にスペイン最高のワインでしょう。

フランス国境に近いエブロ川流域には、１９世紀に
ボルドーのワイン職人達が移り住みボルドーの高い
ワイン作りの技術を伝えました。現在は更に近代的
醸造法も取り入れ、伝統と革新が共存する素晴らしい
ワインが作り出されています。

薫り高いエレガントなワインです。テンプラニーリョ
という地元品種から作られています。ジビエなどと
相性が良いでしょう。ちょっと癖があると感じられる
方も多いかもしれませんが、これがリオハです。

グラン・リゼルヴァはちょっと値が張るので弟分の
リゼルヴァもお勧めです。こちらは普通の肉料理と
一緒にどうぞ。

スパークリングワインの製法は大きく分けて３つあります。
ひとつがいわゆるシャンパーニュ方式で瓶内２次発酵方式
と呼ばれています。もっとも手間のかかる高級な方法です。

２番目はシャルマー方式という方法で一言で言えば
タンク内２次発酵方式です。 大量のワインをタンクに
入れたままタンク内で２次発酵をさせ炭酸ガスを溶かし
込んだ後、加圧下で瓶詰めします。

３番目は炭酸ガスを直接ワイン内に注入する方法で
カーボネーション方式といいます。

カヴァは最初の最も手間のかかるシャンパーニュ方式で
作られた優れたスパークリングワインです。泡立ちも細かく
とても長く続きます。

写真のカヴァは地元品種のマカベオ、チャレロ、パレリャーダ
の３つの葡萄のブレンドで作られています。素朴な味わいを
持つお勧めのスパークリングワインです。