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ティレニア海沿岸の地域は南北に細長く色々な種類のワインが作られています。
北にはピエモンテと並ぶイタリアの主力産地であるトスカーナが控え、首都ローマのあるラツィオ、南部も地元品種でおいしいワインが作られています。全体的には果実味のあるバランス良いワインといえます。
ティレニア海に面する細長い州でオリーヴの産地としても知られています。ワインはDOCが4つ指定されています。
トスカーナはイタリア一番の主力産地と言っても過言ではなく、DOCGワインも数多く生産されています。さらにVdTでありながら大変高品質のワインが作られているのもトスカーナの特徴です。
イタリア半島の中心を走るアッペニーノ山脈の山中にある州です。DOCGは2銘柄が指定されています。
首都ローマのある州です。さっぱりした白ワインの産地として知られています。
有名なナポリの港がある州です。この州のDOCGは1つですが、濃厚なワインとして知られていますし、「キリストの涙」というワインが作られているのもこの州です。
南の州にも関わらず標高が高いため寒冷な気候の州です。このためワインの種類も少なく、日本でお目にかかることは少ないかもしれません。
イタリア半島が長靴だとするとつま先に当たる州です。かつて地中海を渡ってきたワイン文化はギリシャを経由しカラブリアあたりからイタリア半島に入ってきたのかも知れません。