しかし最近のボルドーの有名なワインのバブル現象は　
ちょっと行き過ぎのような気もします。そこで今月は　
ポイヤックでも最近力を付けてきているクリュ・　
ブルジョアワインをご紹介します。これは簡単に言うと　
メドック格付けのすぐ下に位置すると考えていただくと　
理解しやすいかもしれません。（本当はちょっと違います）　

写真のワインは「Chateau Bernadotte」というワインですが　
他にもChasse-Spleen,Cissac,Citran,Meyney,　
Les-Ormes-de-Pez,Potensacなど優れたシャトーが多数　
あります。「Cru Bourgeois」という表記も参考になるかと　
思います。　

写真のものは1993年産なのですが、私が以前に試した85年、　
86年などもお勧めです。88,89,90年は試していませんが　
「みんなで作るヴィンテージチャート」も参考にして良い　
ヴィンテージを選ぶと良いでしょう。　

さてお料理ですが、この季節ラムが旬だというのをご存知で　
しょうか。ラムチョップ（骨付きロース）のガーリック風味　
のレシピを紹介します。

写真のワインはラインガウのジメルン男爵家のワインです。　
エルバッハ村のマルコブルンという畑で採れた葡萄を使って　
います。　

格付けはカビネットを選んでみました。シュペトゥレーゼや　
アウスレーゼなどもありますが、普通に楽しむのであれば　
カビネットがお勧めです。　

このラベルはジメルン男爵家の家紋をベースにしたものだそうで　
大変印象的でお店でもすぐに見つかると思います。　

お料理ですが、ドイツワインは個人的には午後のティータイム　
などにお菓子と一緒にいただく事にしています。　
クッキーなどとあわせてみてはいかがでしょうか？　
クッキーは私のレパートリーにはありませんでしたので、　
是非皆さんからレシピをお寄せいただきたいと思います。